9月26日、Open MPI Teamは、高性能メッセージパッシングライブラリー「Open MPI version 1.2.4」のリリースを発表した。
Open MPI Projectはコミュニティー、研究機関、パートナー企業によって開発、維持されているオープンソースMPI-2実装だ。
Open MPI Projectは、
- 完全なMPI-2規格準拠
- スレッドセーフと並行性
- ダイナミックなプロセスのスワッピング
- ネットワークと耐障害性の処理
- 異種ネットワークのサポート
- シングルライブラリのサポート
- ランタイムとしての役割
- 多数のジョブスケジューラーのサポート
- 多数のOSのサポート
- アクティブなメーリングリスト
- BSDライセンスに基づくオープンソースライセンス
今回のリリースは、主に前バージョンであるv1.2.3のバグフィックス。新機能はわずかしかないものの、すべてのユーザーが1.2.4にアップグレードすることを強く推奨している。
詳細な情報はリリースノートを参照していただきたい。