Microsoftは米国時間10月29日、診療業務フローソフトウェアの開発業者であるGlobal Care Solutionsを買収する計画であると発表した。同社はヘルスソリューショングループを強化する意向だ。
Global Care Solutions(本社:タイ、バンコク市)の買収は、病院やその他の医療機関における診療業務フロー、医療記録、請求書発行、各種規制へのコンプライアンスの管理を強化することを目的としている。買収の条件は明らかにされていない。
Global CareはタイのBumrungrad International Hospitalと協力して、同病院のシステムを設計した。同病院は200カ国近くから年間120万人以上の患者を受け入れている。また、Global Careのシステムを使用してスケジューリングやカルテを複数の言語で管理している。
Microsoftのヘルスソリューショングループ担当バイスプレジデントであるPeter Neupert氏は声明で、Global Careの「最先端の医療情報システム」のおかげで患者はBumrungradに到着してから約17分以内に医師の診察を受けることができると述べている。
タイは技術資源の面で次なるインドを目指して準備を進めているのだろうか。そのためにはすぐにパスポートを準備しておいた方がよい。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ