Symbian Foundation、積極的なOSリリーススケジュールを明らかに

文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2009年03月16日 15時26分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 英Symbian Foundationは現地時間3月13日、オペレーティングシステム(OS)「Symbian」を積極的にリリースすると表明した。同財団は向こう数年間、半年ごとに同OSの新版をリリースするという。

 Symbianは世界で最も広く利用されているスマートフォン向けOSだが、ここ数カ月間、AppleやResearch in Motion(RIM)、Microsoftといったライバルに押されている。Symbianの筆頭株主だったNokiaは2008年、同OSを統合し、オープンソースライセンスの下でリリースすることにより、成長の回復を図る決断を下した。

 SymbianのDavid Wood氏によると、この計画は徐々に実現しつつあるという。Symbian Foundationの下で開発された「Symbian^2」と呼ばれる最初の統合版は2009年中頃までに「機能的に完成」し、同年末までに「固まる(デバッグされる)」見込みとなっている。つまり、2009年末にかけて新ソフトウェアを搭載した端末が登場し始める可能性があるということだ。

 「Symbian^3」も同時期に機能的に完成予定で、デバック済みの最終版は2010年中頃にリリースされる予定だ。つまり、Symbianとパートナー企業は、ソフトウェアのアップデートを頻繁に実施する計画ということだ。それにより、日々変化する人々のスマートフォンの利用方法への対応も大幅に容易になる。

 Symbian開発者らはまず、「S60」ユーザーインターフェースをベースにして開発を統合する。これにより、開発者らは、明確に異なる3種類のユーザーインターフェースから1つを選択する必要がなくなる。しかし、Symbian開発者グループは今後、Palmの「webOS」のような話題性のあるより新しいプロジェクトや、人々の興味をかき立てるOSは最低でも考案する必要があり、できればそれ以上のものを考えだす必要があるだろう。

banner 提供:Symbian

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
OS

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算