「Windows Live Hotmail」のパスワードが、インターネットに流出したことを、Microsoftがこのほど確認した。同ニュースは、Neowinによって最初に報じられている。
Microsoftによると、先週末のいずれかの時点で「数千単位のWindows Live Hotmailの顧客情報がサードパーティーのサイトに流出したことに気づいた」という。Neowinは当初、このアカウント情報が10月1日にPastebin.comの開発者フォーラムに掲載されたと伝えていた。
この流出について知らされた後、Microsoftは「すぐにその情報の削除を要請して、ユーザーにもたらされた被害状況の調査に着手した」と、Windows Liveの公式ブログに記されている。
Microsoftは、アカウント情報が「おそらくはフィッシング詐欺のスキーム」を用いて盗み出されたものであると早急に指摘した。また、同社は「社内のMicrosoftデータの欠陥に起因するものではない」と述べた。同社は現在「ユーザーがアカウント制御権を取り戻せるように努めているところである」という。
米CNETは、この件に関してMicrosoftにコメントを求めたものの、すぐには回答が得られなかった。
Microsoftは、実際にアカウント情報の流出の影響を受けた数を明らかにしていないものの、Neowinは、当初のリストでは「A」と「B」で始まる名前のアカウントが影響を受けていたと報じている。
Twitterや他のソーシャルネットワークは、パスワードの変更を勧める書き込みであふれている。Microsoftも公式ブログへの投稿で、今回のフィッシング詐欺の影響を受けたと感じている人々に対して、速やかにパスワードを変更するように勧めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ