VMwareの2009年第3四半期決算は、保守サービスの売り上げ回復と米連邦政府のIT支出により、予想を上回った。
VMwareが計上した純利益は3800万ドル(1株あたり9セント)で、前年同期の8300万ドル(1株当たり21セント)から減少した。非GAAPベースの純利益は9500万ドル(1株あたり24セント)で、前年同期と変わらなかった。投資家筋は1株あたり20セントの利益を予想していた。第3四半期の売り上げは前年同期比4%増の4億9000万ドルだった。
その他、主要な数字を挙げておく。
- 米国市場での第3四半期の売り上げは前年同期比1%減の2億4600万ドル。国際市場での売り上げは前年同期比9%増の2億4400万ドル。
- サービス売り上げは前年同期比33%増。
- 現金および現金同等物の期末残高は22億ドル。
- 繰延売り上げは前年同期比27%増の9億9000万ドル。
VMwareの最高経営責任者(CEO)のPaul Maritz氏は声明の中で、同社は「顧客の発展を支えるのに良い位置につけている」と述べた。「Gartner Symposium/ITxpo 2009」の参加者の様子から判断すると、この言葉は感銘を与えるものだったようだ。法人向けでは、プライベートクラウドとパブリッククラウドのハイブリッド型サービスが明らかに勝利しつつある。次の図は、プライベートクラウドとパブリッククラウドの主導権争いについて説明するスライドだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ