三菱電機は従業員エンゲージメントの向上と改善を目的にクアルトリクスの 「Qualtrics EmployeeXM」を導入した。2021年からは管理職やリーダー層などに対する 360度フィードバックにも同社製品を導入し、対象メンバーへ行動変容を促す施策に活用している。
EmployeeXMは、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランドという4つの主要なエクスペリエンスを1つのプラットフォームで管理でき、次のアクションへつなげることができる。
重電システム、産業メカトロニクス、情報通信システム、電子デバイス、家庭電器などの製造・販売を行っている三菱電機では、「従業員のエンゲージメントに関するデータの可視化」「課題の特定と迅速なアクション」「継続的なモニタリングと改善によるスコアの維持・向上」を目的として、従業員のエクスペリエンス(経験)の可視化から改善までをワンストップで実施していく。
同社はEmployeeXMを利用し、エンゲージメントを定点観測的に把握する「エンゲージメントサーベイ」、短周期で把握しトレンドを観察する「パルスサーベイ」を実施しており、今後はグループ企業にも展開していく予定だ。