AACS

用語の解説

AACSとは

(エーエーシーエス,)
AACSとは、光ディスク型記憶メディアに用いられる著作権保護技術の一つで、米IBMやIntel、Microsoft、ソニー、松下電器産業、東芝、ならびにウォルト・ディズニー・カンパニーとワーナーの8社が共同で策定した規格のことである。
AACSの規格は、8社が共同で設立した「AACS LA」によって仕様が定められている。 このAACS LAを通じて、AACSのライセンスが提供される。 AACSの特徴としては、著作権保護の対象となる範囲をインターネットや家庭内ネットワークあるいはデジタル放送などに広げることが可能であるという点が挙げられる。 媒体は物理フォーマットに依存しないので、小型メモリーカードなどにも使用することができる。 また、著作権保護機能を乗り越えて侵害しようとする不正な機器を使用できなくする機能もAACSには備わっている。 不正な機器を検出した場合には、その機器が鍵として用いるデータを無効化し、暗号化されたコンテンツを正しく復号化できないようにしてしまう。 それも、同様の機能を搭載した従来の規格のように、わずかな確率で他の無害な機器に飛び火することがなく、原理的にはどれほど多くの機器の中からでも1台のみ選んで無効にすることができる。 ちなみに、これとは逆に1台を残して他の機器をすべて無効化するといったこともできる。

用語解説出典   powered by. Weblio

CNET Japan

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]