Accoona

用語の解説

Accoonaとは

(アクーナ)
Accoonaとは、2004年に登場したWeb検索エンジンの名称である。
アメリカと中国政府の支援を受けて、2004年にAccoona社が設立され、同年12月にサービスの提供が開始された。 Accoonaは「SuperTarget」と呼ばれる人工知能(AI)を備えており、膨大なデータを選別する独自の機構を持っている。 「SuperTarget」はキーワードを単に文字列として検索するだけでなく、その言葉の意味するものを考慮して検索結果に反映させる。 検索語が複数入力された場合には、その中から特に重要な語を選び出して、その言葉が持つ意味を優先的に検索に反映させることができる。 そのため、特に文字列を組み合わせて適切な検索結果を絞り込みたい場合などには、他の全文一致型検索エンジンに比べてもはるかに精度の高い検索を行なうことが可能となっている。 検索スピードも非常に高速で、ストレスを感じない。 またAccoonaでは、通常のWeb検索のほかにも、企業情報に検索条件を絞り込んで検索を行なう「Business Profiles」が用意されている。 Webサイト上に企業情報が掲載されている場合には、検索結果に特別なアイコンが表示され、そのアイコンをクリックすれば、企業の所在地や連絡先といった情報を直接調べることができる。 Webからの情報とAccoonaのビジネス情報データベースを統合して検索することも可能であり、例えば家具の販売店を検索したい場合、その販売店のURLのリストに対して、電話番号やファックス番号、住所、担当者名といったビジネス情報も表示される。 ちなみに、Accoonaの社名は「Hakuma Matata」(ハクナ・マタタ)をもじったもので、これはスワヒリ語で「気にするな」といった意味であるという。 同社の設立に際して、元・Compaq Computer社の社長兼CEOだったエッカード・ファイファーが会長に就任している。

用語解説出典   powered by. Weblio

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