IP

用語の解説

IPとは

(インターネットプロトコル,アイピー,)
IPとは、パケット交換の仕組みを用いてコンピュータやネットワークを相互接続する通信プロトコルのことである。
RFC 791で定義されている。 IPはインターネット上でデータ伝送を行うためのプロトコルとして利用されている。 逆に、IPによって結ばれたネットワークがインターネットである、と言うこともできる。 IPは、データ伝送を行う際、IPパケットと呼ばれる単位にデータを分割する。 IPはパケット単位でコネクションを切断する(ステートレスな)伝送を行うため、ファイルなどの全体のデータ伝送を管理するためには、より上位のプロトコルであるTCPやUDPなどと共に用いる必要がある。 多くの場合、IPはTCPとセットで利用され、まとめてTCP/IPとして扱われる。 IPによる通信では、相手先を指定するために、物理的なマシンを一意に特定できる、IPアドレスと呼ばれる値が用いられる。 IPには、IPv4と次世代のIPv6という2つの主要なバージョンが登場している。 IPv4では、IPアドレスは32ビット幅で表現されるが、そのアドレス空間には遠からず限界が訪れると指摘されている。 一方、IPv6では、IPアドレスを現す部分は128ビットに拡張されているため、ほとんど無尽蔵に近い感覚でIPアドレスを用いることができるとされる。 IPアドレスは、ネットワークを意味する情報部分と、そのネットワーク内で特定のマシンを特定する情報部分を含んでいる。 同じネットワーク内のマシンに対してパケットが送出された場合には、そのネットワーク内で直接通信を行うことができる。 しかし、他のネットワークと通信したい場合には、指定されたパケットをどのような経路で流すか指定する必要がある。 この経路選択(ルーティング)を行うためのデータ中継機器は、ルーターと呼ばれている。 ルーターは、複数のルーターをどのように経由して目的のサーバーにパケットを届けるかを規定する。 この経路を決定する方式は、経路決定アルゴリズムと呼ばれ、いくつかの種類が規定されている。 なお、IPで音声データの伝送を行い、通話を実現する技術はVoIPと呼ばれ、いわゆるIP電話に利用されている。 パケット交換は、理論的には1961年に発表され、1969年に米国DARPAの資金援助により実現されたARPANETにおいて開始されたものである。 TCPおよびIPが発表されたのは1974年である。 1983年にARPANETのプロトコルがTCP/IPベースに変更され、現在のインターネットの源流となった。 その翌年の1984年、日本では、JUNETが発足した。

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