PL/I

用語の解説

PL/Iとは

(ピーエルワン,)
PL/Iとは、プログラム言語のひとつで、米IBMが1965年に開発したもののことである。
1979年に国際標準化機構(ISO)によって標準化されている。 あらゆる分野で使用可能な言語の実現を目的としたPL/Iは、当時隆盛をきわめた科学技術計算用のFORTRAN、事務処理計算用のCOBOL、アルゴリズム記述のALGOLなどを吸収した、壮大な体系を形成している。 記述形式はおおむねFORTRANにならい、レコード構造や入出力機能をおおむねCOBOLにならったような体裁となっている。 PL/Iは目的に応じた複数のサブセットから成り立っており、汎用性が高いことを特徴とする。 主としてIBMの大型機で利用された。 ただ、言語仕様が複雑なため、大型計算機以外では余り使われなかった。 なおPL/Iは、Unix開発のきっかけとなったMulticsを記述した言語としても知られている。 現在の正式名称はPL/Iであるが、NPL(New Programming Language)や PL/1と呼ばれたこともあった。

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