スモールPCカード

用語の解説

スモールPCカードとは

(スモールPCカード)

 PCカードを、そのまま約半分の長さにしたもの。

松下電池工業が規格提案し、国内のPCカードの規格標準化団体であるJEIDA((社)日本電子工業振興協会 PCカード技術専門委員会 新規格スモールPCカードアドホックWG)ではすでに承認済み(電気仕様、カード・コネクタ形状、カード・コネクタ信頼性など)。 現在、米国の標準化団体PCMCIAで協議されており、標準として採用される見通しにある。

 スモールPCカードの中で、不揮発性のメモリ(フラッシュメモリ)を内蔵したカードについては、すでに松下電池工業から「スモールATAカード」、「スモールフラッシュカード」の名称で量産出荷されている。 汎用のカードとして開発されたスモールATAカードは、ATA準拠のスモールPCカードであり、今のところ最大48Mbytesのものまで用意されている(動作電圧は5Vと3.3Vの双方をサポート)。 また、スモールフラッシュカードは、各機種の専用メモリとして使われることを前提に開発された、リニアフラッシュカードであり、最大8Mbytesのものまでが販売されている(動作電圧は5V)。 個人ユーザー向けの販売はまだ開始されていないが、容量1Mbytes当りのメモリ単価は、1600~1800円程度である(スモールATAカードの場合)。

 スモールPCカードの規格は、電気的特性、コネクタのサイズやピン数/配置、信号などが現在のPCカードと等しく、カードのサイズのみが異なるというものだ。 現在のPCカードソケットでもそのまま使えるため、アダプタはカードサイズの調節(配線延長)を行なうだけでよく、価格も安価であると推定される。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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