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災害対策を手軽に実現!ニフティクラウド DRサービスの始め方 - (page 2)

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2015-07-17 16:30

[PR]BCP(事業継続計画)の一環として、災害発生時に情報システムを継続的に稼働させるためにはDR(Disaster Recovery)サイトの構築が求められる。しかし、本番環境と同様のDRサイトを用意するのはコストや手間の問題が大きく、実現できていない場合も多い。

クラウドプロバイダの登録

 vSphere Replicationでは、レプリカVMの作成先をターゲットサイトとして登録する必要がある。サービス申込時に発効されるアカウント情報に従って接続の設定を行うと、レプリケーション先としてDRサービス側で用意した仮想データセンターが選択できる。

 レプリカVMのネットワーク設定は、テスト起動する際に接続される「テストネットワーク」と、本番起動を行う際に接続される「リカバリネットワーク」が選択できる。リカバリネットワークはあらかじめ購入しておいたプライベートLANが選択できる。

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DRサイトのネットワーク設定を行う。 DRサイトのネットワーク設定を行う。
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レプリケーションの実行

 vSphere ReplicationのvCenter Serverプラグインが導入されることで、vCenter Serverの管理画面から仮想マシンに対する「vSphere Replicationアクション」が実行可能となる。

 DRサイトにレプリカを作成したい仮想マシンを選択して、「レプリケーションの構成」を実行する。レプリカへの差分転送の時間間隔は「復旧ポイントオブジェクト(RPO)」の設定で行う。最短は15分間隔で差分転送を行う。データの書き換え頻度や差分データ量、DRサイトへの転送に使用するネットワークの帯域や日中の帯域使用量などを考慮して決定する。

 設定が完了すると、レプリケーションが実行される。レプリケーション元の仮想マシンサイズによって完了までの時間が異なる。レプリケーション完了後は、RPOに設定した時間間隔毎に書き換えられた仮想ディスクのブロック差分がDRサイトに転送されるようになり、オンプレミス側の仮想ディスクとDRサイトの仮想ディスクの内容が同期される。

 レプリケーションの実行状況はvCenter Serverで確認することができる。

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レプリカVMのテスト起動および本番起動

 DRサイトにレプリケーションされたレプリカVMが正常に起動できるかどうかは、テスト起動で確認できる。テスト起動はvCenter Serverから行うことができる。テスト起動したレプリカVMのネットワークインターフェースは、クラウドプロバイダ登録時に設定した「テストネットワーク」に接続される。

 実際に災害が発生した場合などの本番起動は、vCenter Serverから行うか、vCenter Serverも災害などにより起動できない場合にはニフティクラウドの電話サポート窓口に依頼することで行える。本番起動したレプリカVMのネットワークインターフェースは、クラウドプロバイダ登録時に設定した「リカバリネットワーク」に接続される。実際のDRサイトとしての稼働は、VPNゲートウェイ経由でレプリカVMに接続するか、リカバリネットワークとして設定したプライベートLANに接続しているニフティクラウドのインスタンスとレプリカVMを連携させて、システムとして稼働させることになる。

 事前に本番起動が正常に行えるかどうかの試験を行うこともできるが、その場合にはオンプレミス側で動作しているレプリカ元の仮想マシンは停止することになる。システムの停止可能な時間帯を利用して、定期的にDRサイトが有効に機能するかどうかを試験しておく必要がある。

まとめ

 ニフティクラウド DRサービスは、vCloud Airの技術を活用する事で、簡単かつ迅速にDRサイトが構築できることが分かる。ただし、災害発生時にDRサイトでシステムを本番同様に稼働させるためには、事前の設計が重要となる。レプリケーションを行っておくべき仮想マシンと、災害発生時にニフティクラウドの仮想マシンインスタンスとして動作させるべきものを明確にしておき、後者については自動化ツールを利用して素早く確実に立ち上げることができるようにしておくとよい。

 また、レプリケーションに使用するネットワーク経路の選択肢の拡張や、マルチポイントリカバリーやフェイルバックのサポートが早くサポートされることも期待される。

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