2007年 中堅・大規模企業のIT導入実態と投資動向調査報告

調査対象:全国3,000社。従業員500人以上3000人未満を目安とした民間企業 調査分析期間:2007年5月~2007年8月 調査方法:郵送アンケート 有効回収票:309社

株式会社ノークリサーチ 2007年10月12日

-調査結果のポイント- ★メインサーバは富士通、NEC、IBMの上位3社で6割のシェア ★1年以内の導入予定ITでは「セキュリティ」「内部統制」などの運用管理系に集中 ★運用管理ソフトの利用シェアは日立の「JP1」が37.5%で圧倒的 ★中堅・大規模企業の偏りのない業種を満遍なく網羅した調査結果

1.メインサーバの導入状況
-メインサーバメーカシェアは、「富士通」22.0%、「NEC」20.6%、「日本IBM」19.1%の上位3
社で全体の6割以上を占める-
メインサーバメーカシェアは、「富士通」、「NEC」の2社が22.0%、20.6%とそれぞれ20%を超え
ており、「日本IBM」も19.1%となり、今回の調査対象である「従業員500人以上3000人未満」のハ
ードウェア導入実態は、「富士通、NEC、日本IBMの上位3社で全体の約6割を占める」結果となった。
また、「その他」としては「デル」の出現率が高く、結果的には「上位3社」で全体の6割以上を占め
ていることがわかる。
また、年商別では「富士通」が「500億円未満」(23.6%)、「500億円以上~1000億円未満」(22.6%)
の両方でトップ。
一方「年商1000億円以上」では、「NEC」が23.3%でトップとなった。「上位3社」以外の特徴と
しては、「日立」が「年商1000億円以上」で13.0%と比較的シェアが高い。「日本HP」も年商が高い
ほどシェアが高い。

2. 一年以内に取り組みたいITキーワード
-運用管理系のIT導入に関心高い-
一年以内に取り組みたいITキーワードで最も多かったのは「セキュリティ強化(個人情報漏洩防止、
コンプライアンス強化)」(65.3%)だった。次いで、「会計監査など、『業務単位』の内部統制」(44.2%)、
「ログ監視・収集など、『OS/ミドルウェア単位』の内部統制」(39.3%)も多い。内部統制対応や、
セキュリティ対策など、いわゆる運用管理面の強化に注力する傾向が鮮明になっている。今回の調査対
象は特定の業種に偏らないサンプルで調査したが、運用管理の関心度は業種問わず非常に高いことを示
している。

3.運用管理ソフトの利用シェア
-運用管理ソフトの利用シェアでは、「JP1」が37.5%と圧倒的強さ-

運用管理ソフトの利用シェアでは、日立製作所の「JP1」が37.5%で圧倒的なシェアでトップ。2位
が富士通の「Systemwalker」で24.0%、3位が日本IBMの「Tivoli」で10.5%。上位3社で全体の
約7割を占める。先のメインサーバメーカシェアとは異なる様相を呈しており、システム運用管理ソフ
トにおける「JP1」の強さが際立つ(日立はサーバメーカシェアでは10.6%)。大企業・大規模企業で
の運用管理での「JP1」の実績が高いことは周知の事実だが、中堅・大規模企業でも「JP1」は「利用中」、
「利用したい」、「検討中」いずれの項目においてもシェアが高い結果となっている。また、年商規模で
みても小さなセグメントにおいても「JP1」のシェアは高い。一方富士通の「Systemwalker」はむし
ろこの500億円以下のレンジのシェアが高い傾向にある。
先に述べた調査結果で、今後一年以内に取り組みたいITで大きく振れた「運用管理」のニーズの高さ
は、現在シェアの高い日立の「JP1」にとっては、「追い風」となって勢力拡大のアドバンテージとなっ
ている。また追随するメーカでは、2位の富士通は中堅企業クラスを中心にシェアを固めており、今後
さらに伸張の可能性が高い。IBM、HP、NECなどの3番手以下のメーカもどう巻き返すかが注目される。

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