「Windows 10 19H1」新ビルドがリリース--「Search Indexer」に新モード

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2018-10-25 10:29

 Microsoftは米国時間10月24日、「Windows 10 19H1」の新たなテストビルド「Build 18267」を、「Windows Insider Program」の「Fast Ring」のテスターらに向けてリリースした。今回のビルドには数多くの修正やちょっとした機能追加が含まれているほか、検索用のインデクサにEnhancedモードが導入されている。

 Build 18267に関するMicrosoftの同日付けのブログ記事によると、検索インデクサの新モードにより、デフォルトの検索対象である「ドキュメント」や「ピクチャ」「ビデオ」「デスクトップ」だけでなく、ユーザーのフォルダとドライブすべてを検索できるようになるという。この新機能を有効化するには、「Settings」(設定)の「Searching Windows」(Windowsの検索)を開き、「Find My Files」(ファイルの検索)の下にある「Enhanced」(拡張)を選択し、インデックス作成プロセスを起動しておく必要がある(この作業は1度実行するだけでよい)。

 Microsoftによると、このインデックス作成プロセスは約15分程度で完了するものの、ユーザーが多くのファイルを作成している場合には、さらに時間がかかる可能性もあるという。なお、検索対象から除外しておきたいフォルダについては、「Excluded Folders」(除外フォルダ)リストに登録しておくことができる。

 Microsoftは2019年4月頃から19H1をメインストリームに向けてロールアウトしていくとみられている。

Windows 10
提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  2. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  3. セキュリティ

    経営陣に伝わりづらい「EDR」の必要性、従来型EDRの運用課題を解決するヒントを解説

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    中小企業のDX奮闘記--都市伝説に騙されずに業務改善を実現したAI活用成功譚

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]