VAIOは9月10日、マルチフリップ機構を備えた13.3型ノートPC「VAIO T」(個人向け)と「VAIO T work」(法人向け)を発表した。新たなスタイルと体験価値を提案する新ライン「VAIO Nextシリーズ」の第1弾モデルになる。受注開始は個人向け、法人向けともに9月18日。

トリプルスタイルPC「VAIO T」(個人向け)および「VAIO T work」(法人向け)を発表した
VAIO T は、マルチフリップ機構により、「ノートPCモード」「タブレットモード」「ビューモード」の3つのスタイルに形態変化することが特徴。「ノートPCモード」「タブレットモード」「ビューモード」の3つのスタイルを、片手でスムーズに切り替えられる。
VAIO Tは「見る・触れる・考える」タブレットモードから、「書く・共有する」ノートPCモードへ、動作をシームレスにつなぐことを目指して開発。タブレットモードで資料を確認・マーキングし、そのままの姿勢でクラムシェル形状に切り替えてキーボードで要点を書き込むといった、スムーズな動作が可能だ。
CPUには「Intel Core Ultra シリーズ 3」プロセッサーを搭載し、13.3型ワイド(16対10)WQXGAタッチディスプレイを採用。AIノイズキャンセリング機能や大容量バッテリーオプションも備える。
MIL規格(MIL-STD-810H)準拠テストを含む特別品質試験をクリアしており、シートヒンジ部分は、開発段階で20万回以上の開閉試験を実施。モード切り替え時のスムーズな動きを実現するためにマグネットの保持力を最適化しているほか、画面の回転やスピーカーの左右(L/R)反転もモード遷移に合わせて自動制御される仕様となっている。
マルチフリップ機構を採用したVAIO Tシリーズは、VAIOの親会社であるノジマとともに開発したもの。机に置いたままノートPCからタブレットにスムーズに変えられるよう、ヒンジ部分にはウレタン素材のシート2枚に挟むような形でケーブルを通しているとのこと。
重量は法人向けの「VAIO T work」で約1.299kg〜、個人向けの「VAIO T」で約1.253kg〜となっている。
VAIO Tがこの特殊なマルチフリップ機構を採用した背景には、「人とAIとの共創」という明確なビジョンがある。ノートPCとタブレットのモード切り替え時には、スムーズに操作できるよう、マグネットの保持力を調整。取り付け位置や磁力バランスを最適化することで、スムーズな動きに仕上げたという。


