シスコ、InfiniBandスイッチメーカーのトップスピンを買収

Dawn Kawamoto (CNET News.com) 2005年04月15日 17時07分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Cisco Systemsが新興企業のTopspin Communicationsを2億5000万ドルで買収すると発表した。

 今回の買収によって、CiscoはTopspinのスイッチ製品ラインを手に入れる。これらのスイッチはサーバを複数台使用してクラスタを構築したり、サーバクラスタをネットワークやストレージリソースに接続したりするのに使用される。データセンターは、これらのサーバファブリックスイッチを使って、グリッドコンピューティングやクラスタアプリケーション、サーバ仮想化などの技術を利用した高度なネットワーキングサービスを実現することが可能になる。

 Topspinが販売するスイッチは、高速ネットワーク技術InfiniBandをサポートする。InfiniBandは登場が予想より遅れたが、今では、大量のローエンドシステムを接続してスーパーコンピュータを構成するための技術として、採用されることが多くなっている。例えばDellは、PowerEdge 1850サーバを8/16/32/64/128ノードのクラスタ構成で販売しており、サーバ間はTopSpinのスイッチ製品で接続されている。

 Ethernetスイッチや、ストレージネットワーキング用のMDSシリーズのスイッチなどを提供するCiscoは、Topspinの買収で、製品のさらなる拡充を図る構えだ。

 CiscoシニアバイスプレジデントのLuca Cafieroは声明のなかで「ブレード、グリッドコンピューティングやクラスターアプリケーションのようなサーバアーキテクチャが幅広く採用されるようになったことで、データセンターの分野に新たな市場機会が生まれた。これらの新しいコンピューティング技術を使ってシステムを構築したいと考える顧客は増えている。われわれにとって、そうした顧客のニーズに応えていくことが重要だ」と述べた。

 買収は、2005年会計年度第4四半期(7月30日締め)に完了する予定だ。設立5年目のTopspinは、カリフォルニア州マウンテンビューとインドのバンガロールに拠点を構える。従業員数は135名。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算