住商情報システム、オープンソースのApache/Tomcatサポート開始

WebBCN (BCN)

2005-06-21 11:05

 住商情報システム(阿部康行社長)は、オープンソースソフトウェア「Apache/Tomcat」について、最高レベルの技術・ノウハウをもつ米Covalent Technologies社と「パートナーサービス契約」を締結した。これにともない、ユーザーに「Apache/Tomcat」に関する構築・運用などのトラブル・疑問に関する全面的な技術サポートを提供開始する。並行して、オープンソースソフトウェア(OSS)を安心して利用できるサービス体制を確立させ、「トータルなオープンソース・ソリューション サービス」を提供していく計画。

 OSSに対するマーケットの関心は高まっているが、商用プロダクトに比べて技術情報やサポート面が不十分だった。これに関連し、同社は、オープンソース・ソリューション提供の一環として、オープンソースデータベース「MySQL」に対する動作保証を含む総合サービス「MySQL Network」の提供を開始。さらに今回、優れたサポートサービスを提供しているCovalent Technologies社と「Apache/Tomcat」の「システムサポート」に関する契約を締結することとした。

 「Apache」は、OSSとして無償で提供されているWebサーバー。「Tomcat」は、Java技術に関連するソフトウェアの開発が行われているプロジェクトとして開発されている「Java Servlet」や「JSP(Java Server Pages)」を処理するアプリケーションサーバーで、やはりOSSとして無償で提供されている。

住商情報システム

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  2. ビジネスアプリケーション

    AI活用の上手い下手がビジネスを左右する!データ&AIが生み出す新しい顧客体験へ

  3. セキュリティ

    MDMのよくある“12の悩み”を解決!Apple製品のMDMに「Jamf」を選ぶべき理由を教えます

  4. セキュリティ

    高まるOTセキュリティの重要性、侵入による「ブランド価値低下」を多くの企業が指摘

  5. クラウドコンピューティング

    Webアプリケーションにおけるセキュリティリスク トップ10を理解し、適切に対処するための方法を知る

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]