日立ソフトウェアエンジニアリングは、情報漏えい防止ソリューション「秘文」の新バージョンであるVer.7.5を8月31日より販売する。
秘文は情報資産の漏洩対策を中心とした「AEシリーズ」と、セキュリティ対策の継続的な運用・管理、監査を実行する「MEシリーズ」の2つからなる。Ver.7.5では、USBメモリに保存するデータを暗号化し、USBメモリ内でのみ編集可能にした「秘文AE CopyGuard」、秘文クライアントPCの認証で、指静脈認証システム「静紋」、FeliCa、FOMA認証をサポートするソフトウェア「秘文AE Authentication」をAEシリーズに追加した。
またMEシリーズには、PC上のファイルをスキャンして個人情報と思われるデータが含まれているか監査する「秘文ME SI Scan Option」、各秘文製品のログを統合的に収集・管理する「秘文ME Log Manager」などを追加している。
秘文シリーズはこれまでに150万ライセンスを出荷している。同社では今回のラインアップ強化により、2005年度末までに累計200万ライセンスの販売を目標としている。