日本オラクルは9月27日、マイクロソフトのデータベースソフト「Access」から「Oracle Database」へのデータ移行手順を無償で診断するサービスについて発表した。移行を検討している顧客を対象とする。
このサービスは、同社がAccessからOracle Databaseの移行について調査し、手順と結果を顧客に報告するもの。同社が顧客のAccessファイルを預かり、同社内で移行ツール「Oracle Migration Workbench」を使って移行作業を実施する。これにより、問題なく移行できるかどうか確認するとともに、問題がある場合には解決策を検討、提案する。
オラクルによると、このサービスで「顧客は、移行作業における問題発生リスクを回避し、作業工数を大幅に削減できるメリットがある」述べている。サービスにかかわる作業は、同社のオンライン営業拠点である「オラクル・ダイレクト」で実施する。診断結果は、Accessファイル受領してから10営業日ほどで受け取れる。