Novellのアジア太平洋地域は5月22日、同地域におけるパートナやアライアンス活動を率いるために新設されたアジア太平洋地域アライアンス担当副社長の役職に、平野正信氏を任命したことを発表した。同氏は、アジア太平洋地域担当プレジデントであるBill Hewitt氏の直属の部下となる。
平野氏は、1975年に日本および米国のIBMでエンジニアとしてIT業界での経歴をスタート。その後、リアルタイム組み込みUNIX OSの新興企業である日本ベンチャーコムの社長を務め、ハイペリオン、レッドハットの日本法人の社長兼北アジア担当ゼネラルマネージャなどを経験している。
直近では、オープンソース・ディベロップメント・ラボラトリ(OSDL)のアジア地域ディレクターを務めていた。OSDLは、エンタープライズにおけるLinuxの普及促進に注力しているグローバルなコンソーシアム。今後は、Novellの代表としてOSDLとも密接に連携していくという。