Hewlett-Packard(HP)が、Advanced Micro Devices(AMD)の「Opteron」プロセッサを搭載したデュアルプロセッササーバを発売した。このシステムは、業務処理向けに信頼性を高めた仕様をスリムなデザインにまとめている。
「ProLiant DL365」は高さ1.75インチ(約4.45cm)で、HPが2004年に発売した「DL145」に近い。しかし、DL365にはリモート管理機能のほか、予備の冷却ファンや電源が搭載され、ハードウェア障害に対処できるようになっている。
HPは、同システムの出荷をまだ開始していないが、今週から自社サイトで注文を受け付けている。2.6GHzのシングルプロセッサ、1Gバイトのメモリという構成のモデルは4311ドルで、11月23日に出荷が開始される。一方、1.8GHzのOpteronと1Gバイトのメモリを搭載したモデルの方は2319ドルで、12月4日に出荷が開始される。
コンピュータやプリンタを製造する同社は、Intelの「Xeon」やAMDのOpteronなどのx86プロセッサを搭載したサーバのトップベンダー。HPでは、DL365と同等の性能を持つXeonベースの「DL360」を数年前から販売している。
HPは今週、さらに「ProLiant DL320」シリーズも発売した。同システムはストレージに重点が置かれ、高さは3.5インチ(約8.89cm)でXeonプロセッサがシングルで搭載されている。ストレージベイは12基あり、最大9テラバイトの容量を確保できる。同システムの価格はドライブ未搭載モデルで2699ドルから。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ