2007年第2四半期のPC出荷は前年比7%減の154万台--IDC調査

奥山順子

2007-09-25 21:28

 IT専門調査会社のIDC Japanは9月25日、2007年第2四半期の国内PCモニター市場 についての調査を実施、結果を発表した。

 調査によると、2007年第2四半期の国内PCモニターの出荷実績は前年同期比 7.0%減の154万台、そのうちLCDモニターが99.9%を占めた。

 LCDモニターの2007年第2四半期のベンダーシェア(出荷台数)はバンドルマー ケットがデル、NEC、富士通の順に多く、ノンバンドルマーケットはアイ・オー・ データ機器、三菱電機、デルの順となった。

 サイズは19インチ以上への移行が見えはじめ、17インチの構成比が全体の 43.7%で主力をキープしたものの、ワイド比率が前年同期比13.9ポイント増加の 24.3%となっている。

  同社のリサーチマネージャーの荒井温氏は「価格を優先する一般オフィス向 け、高度なグラフィックスを扱うために高い画面解像度の要求、動画を見る目的で応 答速度を最重要とするニーズなど、PCモニターには多様化したユーザーニーズに応じ た機能が求められてきている。モニターベンダーは各々の経営資源、技術力を踏まえ て戦略的な開発、販売をすることが売上げの向上と利益の確保への鍵となる」と述べ ている。

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