アップル、Windows版「Quicktime」のセキュリティアップデートをリリース

文:Robert Vamosi(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル

2007-10-04 10:25

 Appleは米国時間10月3日、Windows版の「Quicktime」のセキュリティアップデートをリリースした。アップデートはApple Downloadsサイトからダウンロードできる。

 このパッチを必要とするのは「Windows Vista」「Windows XP SP2」のユーザーであり、CVE-2007-4673の脆弱性に対処している。現在、不正に作成されたQuicktimeファイルを閲覧すると、任意のコードが実行される場合がある。「QuicktimeのQTLコンテンツを含むファイルのqtnextフィールドにおいて、URLの扱いにコマンドインジェクションの問題が存在する。攻撃者はユーザーに対して特別に作成されたファイルを開くように誘導することによって、制御されたコマンド行の引数を使用してアプリケーションを起動できる可能性があり、これが任意のコード実行につながるかもしれない」とAppleは説明する。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]