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容易にバッテリ交換できないiPhone、EU指令に抵触の可能性

文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:湯木進悟

2008-10-08 07:34

 欧州連合(EU)は、すべての携帯電話バッテリは、容易に交換可能な仕様でなければならないとする規制導入を検討しており、これがAppleの「iPhone」にとっては、問題となりかねない。

 AppleInsiderは、英国の業界紙「New Electronics」が取り上げた、欧州で検討されているコンピュータ業界への一連の導入規制案に関する記事の中で、あるEU指令に着目した。EUは、ちょうど数年前に、コンピュータ業界に対して、製造工程で有害化学物質や材料の使用を禁止する「RoHS(Reduction of Hazardous Substances)」指令を出しているが、これに似た、新たなバッテリに関連する指令の制定を考慮している。

 いわゆる「New Batteries Directive」指令では、(携帯電話などの)メーカーに対して、カバーをスライドさせるか、数本のネジを取り外すのみで、簡単にバッテリ交換ができるように保証することが要求されそうだ。もちろんながら、iPhoneや「iPod」は、こうした規定にそぐわない。Appleは現在、回路基板の下部に埋め込まれているバッテリ交換のために、iPhoneやiPodのオーナーに対して、本体を送付するように求めている。

 現時点では、非常に曖昧な内容しか明らかになっていないため、今回のEU指令によって、iPhoneの設計に大幅な変更が必要となるかどうかは定かでない。AppleInsiderが指摘しているように、EU指令の背後には、バッテリがゴミとして廃棄されてしまうことがないように促したいとの考えがあり、もしEUに対してAppleが、自社のバッテリ交換プログラムは、そのような結果を防ぐことにつながると明示できさえするならば、EU指令の要求にかなうものとはなるかもしれない。

 とはいえ、New Electronicsによれば、明らかにEU指令の文言には、携帯電話のバッテリを「容易に取り除く」ことができるような設計になっていることが関係しているようだ。筆者の友人たちが「Tech Republic」で公開した、この複数の写真が示しているように、iPhoneに関して、(EU指令の仕様は)まったく当てはまらない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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