マイクロソフトの「Windows Store」、初のデスクトップアプリとして「Office 2010」を追加

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部

2012-06-08 16:09

 Metroアプリに独占されていた「Windows Store」が、初のデスクトッププログラムを追加した。

 現在「Office 2010」が、同オンラインストアで入手できるようになっており、Microsoftは「Windows 8」ユーザー向けのデスクトップアプリとMetroアプリの両方を提供するという公約を果たしたことになる。しかし両者には決定的な違いがある。

 ユーザーは、無料、有料いずれのMetroアプリも直接Windows Storeからダウンロードできる。シンプルな「Install」ボタンをクリックすれば、バックグラウンドでアプリをダウンロードし、インストールする。アプリのインストールが完了したら、画面上に通知が表示される。

 デスクトップ向けソフトの一覧はさらに、ユーザーがアプリを購入できる外部のウェブサイトへ誘導するものとしての機能も果たす。「Microsoft Office」を扱うWindows Storeページでは、Officeスイートの説明や詳細を表示している。しかし同ページでは、ダウンロードボタンの代わりに、「Go to developer's website(開発者サイトへ)」というリンクを表示している。このリンクをクリックするとInternet Explorerが開き、Office 2010の別のエディションを購入できるMicrosoftのウェブページにユーザーを誘導する。

 Windows Storeを利用してOffice 2010を購入することでの金額的なインセンティブはない。Office 2010の複数のエディションが通常と同じ価格で、119ドルから499ドルとなっている。

 「Windows 8 Release Preview」をダウンロードしている人は、Windows Storeで「Microsoft Office」を検索するか、「Productivity」カテゴリのリンクをクリックすると、Office 2010を見つけることができる。


提供:Screenshot by Lance Whitney/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]