AWS向けにサーバセキュリティの監視、保護サービス--トレンドマイクロ

NO BUDGET

2014-03-19 16:46

 アイレットのAmazon Web Services(AWS)関連サービス事業「cloudpack」に、AWS上のサーバを対象としたセキュリティマネージドサービス「securitypack」が4月1日に追加される。同サービスにセキュリティソフトウェアを提供するトレンドマイクロが3月19日に発表した。

 securitypackは、トレンドマイクロのサーバセキュリティソフトウェア「Trend Micro Deep Security」(Deep Security)をシステム監視、保護に用い、その導入や初期設定、運用保守などをcloudpackのエンジニアが担当するサービス。アラートが検知された場合にも、cloudpackが調査を実施し、対策を施す。

 cloudpackは2010年よりAWS環境のサーバ運用サービスを展開しており、AWSからは「APN プレミアコンサルティングパートナー」として国内2事業者の1つに認定されている。Deep Securityの提供も同じく2010年から開始しており、今回提供を開始するsecuritypackは、導入時のみならず、24時間365日リモートでシステムを監視する運用保守まで含めたセキュリティマネージドサービスとして、顧客システムのセキュリティを総合的に支援しようというもの。

 今回は、これまでの両社の協業の枠組みをさらに拡張し、トレンドマイクロのセキュリティエンジニアの技術サポートによるバックアップ体制を両社で構築し、万が一のインシデント発生時も対応可能とした。

 初期費用は10万円(5ライセンスまで、税別)、月額費用は1ライセンスあたり3万5000円(Standard版、税別)から。今後3年間で1億円の売り上げを目指すとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]