Microsoftは米国時間12月1日、ユーザーが現在使用中の「Windows」のバージョンから「Windows 10」への移行を扱うソフトウェアを改善した、2つのアップデートをリリースした。
同社は「Windows 7」と「Windows 8.1」のユーザーに対し、Windows 10を無償アップグレードとして提供しているが、一部ユーザーがインストールの際にエラーが発生する問題に遭遇していた。
今のところ、MicrosoftはWindows 10へのアップグレードを「オプション」のカテゴリに分類しており、2016年の早い時期にその分類を「推奨」に変更する見込みだ。
1日付のアップデート(Windows 7向けはKB3112343、Windows 8.1向けはKB3112336)は、ユーザーだけでなくMicrosoftにとっても役立つように作られていると内容説明には記されている。
「このアップデートは、Windows 7(または8.1)からWindows 10への追加アップグレードシナリオをサポートし、特定のエラー状況のためオペレーティングシステムのアップグレードを再試行する必要がある場合に、よりスムーズなエクスペリエンスを提供する。また、このアップデートにより、Microsoftがアップグレードエクスペリエンスの品質を監視する能力も改善される」
今回のアップデートは「オプション」となっているため、ユーザーはPCで「Windows Update」を開いて、使用中のWindowsのバージョンに応じてアップデートを選択し、インストールする必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。