Appleは、「OS X El Capitan 10.11.2」と「iOS 9.2」をリリースした。どちらにも複数のバグ修正と改良が加えられている。
OS X El Capitan 10.11.2アップデートは、Mac App Storeに組み込まれた「Software Update」機能によってダウンロードできる。
Appleによると、同アップデートによる修正内容は以下のとおり。
- Wi-Fi信頼性の改善
- 「Handoff」と「AirDrop」の信頼性の改善
- Bluetooth対応端末の切断を引き起こす恐れのある問題の修正
- 「Mail」において、 オフラインの「Exchange」アカウントのメッセージが削除できない問題の修正
- 「iPhone」から「Mac」にUSBケーブルを使用して写真をインポートできない問題の修正
- 「Live Photos」に対する「iCloud Photo Sharing」の改良
El Capitanは数カ月前にリリースされたばかりで、今回のアップデートは、ユーザーが抱えている初期段階の問題を解消しようとするAppleの2度目の試みとなっている。
iOS 9.2もリリースされ、「iOS 9」に対するリリース以来のアップデートはこれで4回目となった。多数のバグ修正とセキュリティパッチに加えて、今回のアップデートでは、「Safari View Controller」とサードパーティーアプリの連携方法にも変更が加えられている。これによって、例えば、パスワードアプリを同ブラウザに直接組み込むことができるようになる。
iOS 9.2によるその他の変更点は以下のとおり。
- 「Apple Music」でプレイリスト作成とオフラインでの楽曲保存を改善
- 「News」に「Top Stories」セクションを追加
- 「Mail」の「Mail Drop」で大きな添付ファイルが送信できるように改良
iPhoneや「iPad」「iPod touch」のユーザーは、OTAまたは「iTunes」によってアップデートできる。
提供:Sarah Tew/CNET
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。