JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が共同で運営するJVN(Japan Vulnerability Notes)は7月20日、WordPressプラグイン「Nofollow Links」におけるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性情報を公開した。
脆弱性識別番号はJVN#13582657、JPCERT/CCによる脆弱性分析結果は、CVSS(Common Vulnerability Scoring System:共通脆弱性評価システム) v3評価で基本値6.1(深刻度は5段階中3番目の「警告」に相当)、CVSS v2では基本値2.6となっている。
本脆弱性はXSS脆弱性(CWE-79)に分類され、Nofollow Linksバージョン1.0.10およびそれ以前のシステムにおいて、nofollow-links.phpに確認された。この脆弱性により、管理者としてログインしているユーザーのWebブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があるという。対策として、Nofollow Linksのバージョン1.0.11以降へのアップデートが推奨される。