経済産業省、データ流通プラットフォーム連携に関する基本的事項を発表

NO BUDGET

2017-05-12 07:00

 経済産業省は、4月28日、総務省、IoT推進コンソーシアムとともに取りまとめた、データ流通プラットフォーム間の連携のために最低限共通化することが必要な事項(「データ流通プラットフォーム間の連携を実現するための基本的事項」)を発表した。

 取りまとめた基本的事項は、これらを基に、データ流通事業者など民間事業者が実装上のルール等を設定することを期待するもので、データ流通事業者に対して強制するものではない。


データ流通・利活用における課題 (経産省 提供)

 今後、最低限共通化が必要な事項として整理した項目は下記のとおり。

1.データカタログの整備

 データ利用側が複数のデータ流通プラットフォームに対して、同一の検索ワード・方法でデータを検索・発見することが可能となるよう、データの所在、種類、名称など、提供しているデータに関する情報(メタデータ)を集約したデータカタログの整備。

2.カタログ用APIの整備

 データカタログに対し、メタデータの検索を行うことを可能とするカタログ用API(ApplicationProgrammingInterface)の整備。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    量子コンピューターの実用化がもたらす脅威とは?既存の暗号資産を守る“4つのステップ”を徹底解説

  2. セキュリティ

    攻撃者がクラウドを標的にする仕組みとは? CrowdStrikeのレポートから考察する

  3. 経営

    「作って終わり」のマニュアルを「活用される」マニュアルにするためには?

  4. セキュリティ

    脱「PPAP」で考える、重要なファイルを安全に送付・共有する最適解とは?

  5. コミュニケーション

    Slack 導入事例集 2023:伊藤忠テクノソリューションズはいかに営業チームを1つにまとめたのか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]