Cisco Systemsは米国時間7月13日、コンピュータフォレンジックによって培ったセキュリティ技術をクラウドベースのサービスとして提供するObservable Networksを買収する意向を明らかにした。
ミズーリ州セントルイスに拠点を置く株式非公開企業Observable Networksは、フォレンジックツールをクラウドサービスとして提供している。同社のテクノロジは、ネットワークに接続されている機器の行動モデリングに基づいている。アナリストは、同社のサービスを利用することで異常や、外部からの脅威を見つけられるようになる。
CiscoはObservable Networksの買収により、「Cisco Stealthwatch」のクラウドへの拡張を計画している。「Observable Cloud」は「Amazon Web Services」(AWS)および「Microsoft Azure」で容易にアクティベートできる。
買収条件は明らかにされていない。買収は、2018会計年度第1四半期に完了する見通しだ。

エンドポイントの監視や行動のモデル化をクラウド内で実施する際に、どのようにネットワーク機器を用いるのかを示している
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。