サイオスは、SAPのクラウド人事システム「SAP SuccessFactors」を3カ月間で導入。タレントマネジメントシステムを活用した人事管理の運用を開始している。SAPジャパンが5月28日に発表した。
サイオスは、オープンソースソフトウェア、AI(人工知能)、クラウド、金融技術に卓越した強みを有するテクノロジー企業群を子会社に持つ持株会社。同社は、社員一人ひとりの考え・個性を尊重しながら、チームとしてパフォーマンスを最大化させるため、タレントマネジメントの整備を目指していた。
SuccessFactorsの採用決定後は、2018年12月に人材情報の一元管理、2019年3月に今後の人事評価やキャリア開発を効率よく行うためのワークフロープロセスの導入設定を完了している。今後はSuccessFactorsをもとにさまざまな立場の関係者から評価を得る360度評価の機能拡張や「SIOS Values」と呼ばれる行動特性(コンピテンシー)定義の実装を行っていく。
また将来的には、学習管理機能を取り込むことにより、グループ企業の各社員の専門スキルやマネジメントスキルの育成を支援する総合的な学習プログラムの計画や履歴管理を行っていく。