つくば市は6月26日、Society5.0トライアル支援事業の一環として、インターネット投票の実証実験を8月下旬に実施すると発表した。同実証は、VOTE FOR、ユニバーサルコムピューターシステム、NECの無償協力を得て実施される。
この支援事業は、革新的な技術やアイデアで社会課題を解決する、Society 5.0の社会実装に向けたトライアル(実証実験)を全国から公募し、優れた提案を全面的にサポートするもの。
この取り組みの中で、同市は2018年度に国内で初めてマイナンバーカードとブロックチェーン技術を活用したインターネット投票を実施し、投票内容の改ざん防止や秘匿性の確保などについて検証を行っている。
今回の実証では、新たにスマートフォンなどを活用した場所にとらわれない投票と、顔認証技術等による本人確認を活用した利便性向上にも取り組む。