東レ、経費精算にSaaS採用--経理部門のチェック工数を削減へ

NO BUDGET

2019-11-13 16:16

 東レは、経費精算・管理業務にコンカーの経費精算SaaS「Concur Expense」を採用した。10月から稼動を開始している。

 同社は老朽化した経費管理システムを刷新するタイミングで、国内外の出張費と従業員向け経費管理システムを統合し、業務プロセスの標準化を図るとともに、ガバナンス強化を目指していた。

 今回の導入により、従業員はモバイルを使って外出先からの経費精算申請・承認手続きが可能になるほか、交通系ICカードの乗車履歴の読み取りや法人カードからの経費データの自動連携など、経費精算業務の効率化による利便性向上を実現できる。また同サービスは多通貨対応しているため、同社で急増している海外出張における経費も簡単に精算でき、旅費規程チェックの自動化により、従業員に旅費規程を順守させつつ経理部門のチェック工数を削減することが可能になる。

 将来的には、電子帳簿保存法活用による領収書の電子化を推進し、ペーパレス化による更なる業務効率化、コスト削減を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  4. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  5. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]