コンカーは、ヤマハ発動機が自社の間接費管理基盤に経費精算・管理クラウド「Concur Expense」、出張管理クラウド「Concur Travel」を含む、SAP Concurソリューションを採用したと発表した。日本IBMがコンサルティングからシステム導入までを支援したという。
導入プロジェクトでは、複数システムで構成される複雑な旧システムからの移行を6カ月で実現し、2019年11月に正式稼働を開始している。
稼働後はConcur Travelの利用により、従業員が会社の出張規程に即した航空券・ホテルを簡単に手配することが可能になるほか、企業は出張規程の順守を徹底できるため、出張コストの削減とガバナンス強化を実現したという。また、Concur Travelの予約情報はConcur Expenseと連携しているため、従業員の経費精算申請におけるガバナンスを強化できたとしている。