セキュアワークス、セキュリティインシデントの根本に対処するサービスを提供

ZDNET Japan Staff

2020-10-27 14:43

 セキュアワークスは10月27日、セキュリティの「インシデント対応リテーナーサービス」を刷新(新IMR)し、有事対応や事後対策だけでなく、根本原因に踏み込んでリスクを低減する取り組みを支援すると発表した。

 新IMRでは、従来のセキュリティインシデント対応体制の整備支援といった事前準備と、セキュリティインシデント発生時の対応や原因究明・分析による再発防止など事後対策のみならず、インシデントにつながりかねない脆弱性の診断やリスクアセスメントなどとコンサルティングを通じてインシデントの根本原因に踏み込みその発生を最小限に抑制できるよう支援していくという。

 同社は、コロナ禍に伴うテレワークの拡大からセキュリティリスクが顕在化して不正アクセスなどのインシデントが発生したり、海外拠点や取引先などが不正侵入の踏み台となってサイバー攻撃の影響が広範囲に及ぶサプライチェーンのリスクが顕在化したりしていると指摘する。このため、インシデントの問題管理と根本原因に踏み込み、インシデントそのものを低減する必要性を提起している。

 新IMRでは、緊急のインシデント対応と各種コンサルティングサービスがリテーナー方式で提供され、企業の経営戦略レベルかつ組織横断的なセキュリティ支援が可能になるとし、脅威のトレンドや働き方などの変化に応じた訓練やテクニカルアセスメントを活用して、企業は多角的にセキュリティレベルを評価でき、統合的なレジリエンス(回復)を向上させることができるという。

「インシデント対応リテーナーサービス」の概要
「インシデント対応リテーナーサービス」の概要

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  3. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]