凸版印刷は、2020年6月から提供している「オンライン施設見学ソリューション」を大幅にアップデートした。同ソリューションと連携したイベントやプロモーションなどを含むコミュニケーションビジネス全体で2023年度までに約50億円の売り上げを目指す。同ソリューションの参考価格は150万円から。
アップデートでは、事前に作成した施設内の360度映像や作業員の主観映像といった臨場感のあるコンテンツに加え、リアルタイムに参加者の反応を可視化する機能を追加している。
360度VR映像イメージ(左)、360度VR内埋め込み映像イメージ(右)(凸版印刷)
360度VR映像に加えて、実際に作業しているような疑似体験ができる作業員の主観映像など、事前に撮影した臨場感のある映像コンテンツを用いてライブアテンドすることで、現地のネットワーク環境などに左右されず、安定した品質で配信することができる。
また、オンラインでは把握することが難しい参加者の反応を感情確認デバイス「GX-ボタン」でリアルタイムに計測することで、参加者のニーズをLIVE配信に反映することが可能となった。参加者は事前に通信機能を持ったGX-ボタンを押すことで、理解度を送信する。集計されたデータはリアルタイムに可視化される。