LegalOn Technologiesは12月15日、人工知能(AI)契約審査プラットフォーム「LegalForce」で契約書の編集が可能になる「オンラインエディタ機能」のオープンベータ版を公開した。
これまでLegalForceでは、契約書の起案・審査業務で契約書を編集する場合、外部の文書作成・編集サービスを使用する必要があった。オンラインエディタ機能により、文書の編集・保存、コメントの追加・返信、変更履歴を残すことが可能になる。これにより、LegalForce上で契約書の編集業務を完結し、契約審査業務をワンストップで対応できるようになる。
オンラインエディタ機能の画面イメージ
オンラインエディタ機能は、契約書の編集に必要な機能のみを実装。使用頻度の高い機能に絞ることで、契約書の編集作業に集中することを可能にする。編集した契約書は、最新バージョンとしてLegalForceに自動的に保存されるため、修正した契約書をその都度アップロードする手間を省ける。
オンラインエディタ機能は、クローズドベータ版として一部顧客にこれまで提供されてきたが、直近の事業説明会でオープンベータ版の提供が12月中旬に開始されることが発表されていた。機能を拡充させた後に正式版のリリースを予定しているとLegalOn Technologiesは述べる。