KDDI

用語の解説

KDDIとは

(ケーディーディーアイ)
KDDIとは、稲盛和夫を創業者とする日本の電気通信事業者である。
KDDIは、固定電話事業、携帯電話事業、ISP事業などを展開している。 携帯電話事業のブランドとしてはau(エーユー)を、FTTHサービスのブランドとしては、ひかりoneを提供している。 KDDIは、KDD(国際電信電話)とDDI(第二電電)、IDO(日本移動体通信)が2000年10月に合併して設立された。 KDDIという社名はKDD、DDI、IDOの組み合わせであり、フル表記は存在しない。 KDDは、1953年に電電公社から分離・独立し、日本における国際通信事業を独占的に行っていたが、TWJ(日本高速通信)と1998年に合併し、国内の電話事業に参入した。 一般に市内通話の課金はNTTをはじめ新電電各社がカールソン課金を採用していたのに対し、当初、ハドソン課金を採用して注目された。 DDIは、1985年の通信自由化に伴い、いわゆる新電電の1社として設立された。 DDIは京セラとともに1987年から1991年にかけて、関西セルラー電話、東北セルラー電話、四国セルラー電話など、関東・東海・甲信以外でDDIセルラー系地域会社を設立し、順次、自動車電話サービスおよび携帯電話サービスをスタートさせた。 2000年7月には、IDOとともに全国統一の移動体ブランドとしてauを採用した。 IDOは、1987年に、トヨタ自動車・東京電力・中部電力を中心に設立され、関東・東海・甲信地区で、自動車電話サービスおよび携帯電話サービスをスタートさせた。 2000年7月には、DDIとともに全国統一の移動体ブランドであるauを採用した。 2000年10月に3社が合併してディーディーアイが設立され、沖縄セルラー電話を除く携帯電話事業のセルラー系地域各社を合併させ、子会社のエーユーとして設立した。 さらに、2001年4月にはディディーアイはKDDIに社名変更し、2001年10月にエーユーを吸収合併している。 ちなみに、PHS事業者のウィルコム(旧・DDIポケット)はKDDIの子会社であったが、2004年に米国のカーライル・グループに買収され、KDDIグループから離脱している。

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