Labelflash

用語の解説

Labelflashとは

(レーベルフラッシュ)
Labelflashとは、DVDディスクのレーベル(ラベル)面に、レーザー光によって写真や文字を描画する技術のことである。
ヤマハと富士フイルム(旧・富士写真フイルム)が共同で開発した。 Labelflashでは、DVDドライブのレーザーをディスクのレーベル面に照射し、専用のメディアに添付されている青系の色素(オキソライフ色素)を透明化させることによって、階調の豊かな青色モノクロ画像が描画できるようになっている。 色素は専用ディスクの表面から深さ0.6mmの部分にあり、ポリカーボネートの層によって保護された状態となるので、にじみ・退色などの劣化に強いという特徴がある。 また、インクジェットプリンタでディスクに印刷するような方式と比べて、ディスクの面がこすれて傷ついたり、インクが汚れたりすることもない。 Labelflashでは、同技術に対応するDVDドライブと、専用のDVDメディア、レーザー照射を制御するためのソフトウェアが必要となる。 データの書き込みを行った後、ディスクを裏返してDVDドライブに挿入し、データを記録したレーザーによって描画が行われる。 Labelflashで作成したレーベルの例 Labelflashは2005年に初めて発表された。 Labelflashと同様の技術として、Hewlett-Packardが中心となって開発したLightScribeがある。 なお、CD-Rに対応する技術としては、ヤマハがDiscT@2を2002年に発表している。

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