Tabキー

用語の解説

Tabキーとは

(タブキー,tabulator key,tab key,)
Tabキーとは、キーボード上にある特殊キーの1つで、キートップに[Tab]と刻印されたキーのことである。
Tabキーは、文字列の間に区切り文字として入力したり、項目間のカーソルを移動したり、アクティブウィンドウを切り替えたりするために用いられる。 文字列間に区切り文字として入力するために用いられるケースでは、ドキュメントを編集中に、カーソル位置でTabキーを打鍵すると、コントロールキャラクターの1つであるタブ記号が入力される。 ワープロソフトやテキストエディタにおいて、タブ記号を入力すると、基準線(タブ位置)まで一定の間隔を設け、その位置にカーソルが移動される。 「Tab」とは「Tabulat」または「Tabulator」の略で、Tabulatは「一覧表にする」という意味を、Tabulatorは「表にするためのタイプライターの機能」という意味を持つ。 多くのソフトウェアでは、タブ位置は4文字または8文字ごとに設定されている。 Wordにおいては、タブ記号を挿入した直後の文字列の位置揃え(左揃え、右揃え、または中央揃え)ができる機能や、タブ記号を挿入した位置にリーダー線を付与できる「タブとリーダー」の機能がある。 テキストエディタにおいては、ソースコードの記述を整えるためのインデントとして用いられる。 また、表計算やデータベースのデータをテキストファイルで保存するファイル形式として、文字列の間にタブ記号を挿入して区切りを付けたものを、タブ区切り(TSV)形式で保存できる。 項目間のカーソルを移動する際に用いられるケースでは、Windowsのダイアログやブラウザにおいて、テキストボックスやボタンなどのアクティブな項目でTabキーを打鍵すると、カーソル(フォーカス)を次の項目へ移動できる。 また、ワープロソフトや表計算ソフトにおいて、表のセル(マス目)を移動するためにも用いられる。 アクティブウインドウを切り替える際に用いられるケースでは、マルチウィンドウシステム上で開いた複数のウィンドウから、特定のウィンドウを指定する場合に、TabキーをAltキーと同時に押すと、作業対象のウィンドウが切り替わる。

用語解説出典   powered by. Weblio

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