Winny

用語の解説

Winnyとは

(ウィニー)
Winnyとは、2002年に登場したWindows向けのファイル共有ソフトである。
Winnyでは、中央サーバーを経由しない純粋なP2P技術を利用したファイル共有が行われる。 ファイルのキャッシュ化やクラスタ化などの機能によって、効率的にファイルの検索やダウンロードを行うことができる。 また、通信が暗号化されているため、匿名性が高い点も特徴となっている。 ファイル共有の機能の他に、2ちゃんねる的な掲示板システムをP2Pで立ち上げるシステムも備わっている。 Winnyは、匿名性の高さなどから著作権法違反ファイルなどの交換目的で利用するユーザーを増やしていった。 同時に、Winnyを通じてコンピュータウィルスがばら撒かれる事例も増えていった。 2003年にはWinnyの利用者が著作権法違反の容疑で逮捕され、2004年には開発者が著作権法違反幇助容疑で逮捕されている。

用語解説出典   powered by. Weblio

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]