デル、最新Opteron搭載のコストパフォーマンスに優れたラックマウントサーバ2機種を発売

ZDNet Japan Staff

2010-10-15 19:20

 デルは10月15日、大企業、中堅中小規模企業向けサーバの新製品として、 AMDプロセッサを搭載したラックマウントサーバ「Dell PowerEdge R415」および「Dell PowerEdge R515」の2機種を発売した。

 新製品は、AMDの最新プロセッサである「Opteron 4100」シリーズを搭載することで高いコストパフォーマンスを実現しているのに加え、ホットスワップ対応ハードドライブや冗長電源装置も装備しており、ビジネスデータの保護を強化するための可用性オプションが提供される。また、AMD Opteron 4100シリーズの省電力性能により、消費電力が35ワット、コア当たりの消費電力は5.8ワットと低電力で運用することが可能。ユーザーのITコスト削減に貢献するという。

 両製品では、高度なシステム管理機能や、システム監視を容易にするインタラクティブLCD画面(R415ではオプション)など、エンタープライズクラスの機能も利用できるとしている。

 R415は、 2ソケット1Uサーバとなっており、ファイルサーバ、印刷サーバ、電子メールやウェブサービス、ITインフラストラクチャ、小規模な仮想化といった、一般的な業務アプリケーション向けに最適化されている。また、エントリークラスのハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)にも対応しているとする。一方のR515は、 2ソケット2Uサーバとなっている。8〜12台のHDDによる最大25テラバイトの内蔵ストレージを備え、データベース、 電子メール、仮想化、作業負荷の統合や大量のローカルストレージを必要とする用途に対応するという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ランサムウェアが企業防衛の常識を変えた!被害防止のために今すぐ実践すべき「3つの対策」とは

  2. セキュリティ

    「侵入ではなくログインされる」脅威が急増、再構築が求められるアイデンティティ保護戦略とは

  3. モバイル

    デバイス管理でゼロトラストを実現、急成長したスタートアップが選択したMDMツール

  4. ビジネスアプリケーション

    三菱電機が挑む「組織横断価値創出」変革。既存システムを活かし、開発を加速するデータ連携の最適解

  5. セキュリティ

    ゼロトラスト時代だからこそ改めて考えたい、セキュリティの基本原則「多層防御」アプローチ

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]