NECは2月15日、IAサーバ「Express5800シリーズ」の新モデル計8機種の販売を開始した。
新モデルには、インテルの最新CPU「インテル Xeonプロセッサー 5600番台」を搭載することで、従来機種と比較して処理性能を最大20%向上した。また従来機種に引き続き、機器の消費電力の上限を設定する独自の電力制御機能や、機器内部のエアフロ―構造設計を採用することで、全機種で省電力化および低騒音化を実現したとしている。さらに、修正モジュールの自動通知、適用ツール「ExpressUpdate」を搭載することで、リモートでのアップデートを可能とし、機器の運用、管理工数を削減できるという。
また、米国環境保護局(EPA)の定めた省エネルギー制度「国際エネルギースタープログラム」の認定を取得したモデルも提供。NECでは、高性能および省電力性から、仮想化システムなどに最適のサーバと位置づける。
新製品の税別希望小売価格は、2Uラックマウント型サーバの「Express5800/R120b-2」が28万4000円から、1Uラックマウント型サーバ「Express5800/R120b-1」が25万2000円から、Express5800/E120b-1の省電力版が22万8000円から、ハイスペックブレード型サーバ「Express5800/B120b-h」が34万5000円から、スタンダードブレード型サーバ「Express5800/B120b」が23万9000円から、タワー型サーバ「Express5800/T120b-M」が30万円から、タワー型で電源を選択できる「Express5800/T120b-E」が15万3000円から、エントリ向けタワー型サーバの「Express5800/GT120b」が12万6000円からとなる。