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IT業界のスキルギャップを埋める--ベンダーニュートラルなCompTIAの認定資格

ZDNET Japan Ad Special

2014-09-16 13:00

世界中のITベンダーから支持されている認定資格

 ビジネスにおいて、その人の実務能力レベルを表わすひとつの指標となるのが資格だ。しかし近年では、公的資格から各種民間資格までIT業界でも認定資格自体の数が増加しており、どれを取得すれば良いのか分かりづらくなっている。特に民間資格は知名度に大きな差があり、転職のために取得しても企業によってはまったく意味をなさない、といったことすらある。

 IT業界の認定資格で重要なのは、より多くの企業が指標として採用していること、そしてグローバルビジネスの機会も増えているためワールドワイドで通用することが挙げられる。また、企業によって使用しているソフトウェアやハードウェアが異なるため、特定のベンダーに依存しないという点も重視される。こうした要素を満たすのが、CompTIAが提供している認定資格だ。

 1982年に設立されたCompTIAは、グローバルな実務能力基準の認定活動などを行っているIT業界団体だ。米国のシカゴ本部を中心として世界10ヶ国に拠点を持ち、IT企業への教育支援、IT人材の認定資格の提供、IT業界団体の政策支援活動、ITを通しての社会貢献という、4つの柱をベースに支援を実施している。


CompTIA Senior Vice President, Global Business Development
John McGlinchey氏

 同団体の中でも、欧米などアジア以外の地域を統括するCompTIA Senior Vice President, Global Business DevelopmentのJohn McGlinchey氏は「CompTIAは、ベンダーニュートラルな認定資格をグローバルで提供している世界最大の機関です。私たちが提供する認定資格についても、世界中のITベンダーからお墨付きをいただいています」と語る。

 実際、2000を超える会員機関にはデル/レノボ/リコー/シャープ/IBMなど数多くの大手企業が名前を連ねており、企業や学校機関に対してCompTIAのトレーニングを提供しているパートナーも2000団体を超えている。認定資格や実務能力の開発プログラムをパートナー・学校経由で提供しているエリアは100ヶ国以上、CompTIAやパートナーのオフィスがある国を数えると200ヶ国以上にもなるそうだ。

 現在、ワールドワイドで200万人以上がCompTIA認定資格を取得している。なお、CompTIAが認定試験を提供する100ヶ国の中でも、日本は試験提供数でトップ3にランクインし、CompTIAでも極めて重要な拠点として位置付けているという。

米国国防総省でも採用されている高い信頼性

 CompTIAが提供する認定資格は、ITを基礎から学ぶ認定プログラム「Basic Certification」シリーズに加え、職務で必要なスキルを身に付ける認定プログラム「Professional Certification」シリーズ、職務に特化した認定プログラム「Specialty Certification」シリーズ、専門職としてのスキルを証明する認定プログラム「Mastery Certification」と実に幅広く、目的やスキルレベルに応じて選択ができる。特にProfessional Certificationシリーズの需要は高く、その中でも特に人気なのが、PCやモバイルデバイスなどのハードウェアおよびソフトウェア、周辺機器の運用管理までを含んだ認定資格「CompTIA A+」だ。


CompTIA Vice President, Asia Pacific Region
Dennis Kwok氏

 全アジアパシフィック地域を統括するCompTIA Vice President, Asia Pacific RegionのDennis Kwok氏は「A+は、ヘルプデスクやコールセンター対応、モバイルデバイスのサポートなどを行う技術者に適した認定資格です。CompTIAが提供する認定資格の中でも一番取得者数が多く、2014年内中には、認定者数が、100万人を突破すると予想しています」と語る。

 CompTIAが提供する認定資格の信頼性は、米国国防総省(United States Department of Defense:DoD)で採用されている点からも明らかだ。DoDでは、IT機器経由で情報を取得するすべての人材に対して指令書「DoD Directive 8570.1M」の遵守を義務づけており、「情報保証に携わるスキル」を担保する必須認定資格として、勤務4年未満の人材にCompTIAの認定資格「A+」と「Network+」を、3~7年の人材に「Security+」を採用。さらにマネジメント層へのスキルを担保するべく、5年未満の人材に「Security+」を採用している。こうしたDoDの取り組みを見ても、CompTIAの認定資格が国際的に認知された品質規格に準拠していることが分かるだろう。

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