自動車向けソフトウェア標準化団体「JasPar」に加盟

~車載エンベデッドシステムビジネスを強化へ~

株式会社富士通ビー・エス・シー

2010-09-01 11:23

株式会社富士通ビー・エス・シー(東京都港区、代表取締役社長:兼子孝夫)は、自動車のECU(電子制御ユニット)用ソフトウェアや車載ネットワークの標準化推進団体であるJasPar(Japan Automotive Software Platform and Architecture)の準会員に加盟致しました。これにより、JasParにて標準化された開発成果を優先的に利用することが可能となります。
今日の自動車業界は、地球温暖化防止への対応、安心・安全に向けたセーフティシステムの強化、また、グローバル市場変遷や品質向上への対応など、多くの克服すべき課題を抱えています。これに伴い、車載電子制御システムは加速度的に高度化、複雑化し、電子制御システムに搭載されるソフトウェアやネットワークシステムの重要度は一層高まっています。

当社は、カーエレクトロニクス分野の他、長年にわたり携帯電話、デジタル家電、産業機器分野など多岐に渡るエンベデッドシステムの開発に取り組み、ノウハウや経験を蓄積してまいりました。 今後は、従来から蓄積してきた知的資産と、JasParにて標準化された成果をいち早く融合することにより、車載電子制御システム開発において、多角的な提案、開発支援を進め、自動車ビジネスの更なる拡大を図ってまいります。

同時に、JasParに加盟するにあたり、当社は更なる技術強化を進め、自動車分野の発展に貢献していきたいと考えております。

用語解説

JasParについて
JasParは、車載LAN要素技術、ミドルウェア、ソフトウェア基盤等の非競争領域を、日本メーカー各社で協調して開発することにより、技術開発コストの削減および技術開発を促進している国内標準化団体です。 トヨタ自動車、日産自動車、本田技術研究所、デンソー、豊通エレクトロニクスの幹事企業を中心に、正会員、準会員、学術会員の合計約120社以上で構成されています。

富士通ビー・エス・シーのエンベデッド事業について
富士通ビー・エス・シーはエンベデッドシステム事業を積極的に展開しています。自動車、携帯電話、デジタル家電など、製品機器メーカーに向けて、製品の要件定義、仕様作成から設計・開発・評価検証に至る各種支援サービスを提供しています。
また、昨今のニーズの多様化に対応するべく、品質改善、開発プロセス改善、開発環境整備・導入支援など、組込み開発に関するサービスをワンストップでご提供。マーケットは国内に限らず、中国子会社(北京思元軟件有限公司:略称BCL)の各開発拠点(北京、上海、大連)の活用も可能です。お客様の要望に柔軟に対応できる体制を整えています。

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