富士通BSC、RPAの開発・運用を支援するサービスを提供

NO BUDGET

2019-11-05 17:32

 富士通ビー・エス・シー(富士通BSC)は、「FUJITSU BPOサービス RPAマネジメントサービス」の提供を11月に開始する。2021年度中に累計で70ユーザー、売上7.8億円を目指す。

 同サービスは、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)の開発から運用を一括して実施するもので、RPAソフト「UiPath」をサービス基盤とする。UiPathでのトータルサービスは国内初で、RPAの開発作業だけでなく、開発後の日々のロボット実行、運用監視、トラブル対応に加え、RPA適用業務の追加・変更時に発生するロボットの作成などの業務を一括して行う。

 RPAの利用では、昨今、利用部門での開発・運用が先行し、IT部門が把握・管理できていないという、いわゆる“野良ロボット”問題が発生している。同サービスは、RPA開発や運用業務を一括して代行することで、野良ロボット化を防ぎ、業務の効率化をサポートするとともに、ユーザーがRPAに関する業務に人的リソースを投入することなく効率化を進められるようにする。

サービス全体概要
サービス全体概要(出典:富士通BSC)

 ユーザーや他社で作成されたロボットの受入と運用も行い、24時間体制でロボットの稼働状況を監視する。デスクトップ型RPAと同等のコストで、サーバー型RPA機能の利用ができ、UiPathの利用料金もサービスに含んでいるため、RPAソフトを購入せずに活用できる。

 サービスメニューは、導入・構築サービス(一括)、運用サービス(月額)、ロボットメンテナンス(従量)、インシデント追加対応(従量)があり、利用価格は全て個別見積もり。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]