2025年版 Windows10から11への移行状況とAI PC活用意向に関する速報レポート

ノークリサーチはWindows 10サポート終了が近づく中、Windows 11への移行状況やAI PCの活用意向に関する調査を実施し、その結果をまとめた。

株式会社ノークリサーチ

2025-08-27 12:00

<セキュリティ対策に伴うOS移行だけでなく、AI PCの利点を示してPC環境全体の改善を進める> ■Windows 11移行が進む中、Windows 10もまだ残存、「AI PC」を好材料とできるか?が重要 ■多くのユーザ企業はセキュリティや業務改善に起因するOS移行の必要性を理解している ■「Windows 11導入の利点が分からない」というユーザ企業の方が「AI PC」の価値が伝わる
PRESS RELEASE(報道関係者各位) 2025年8月27日

2025年版 Windows10から11への移行状況とAI PC活用意向に関する速報レポート

調査設計/分析/執筆: 岩上由高


ノークリサーチ(本社〒160-0022東京都新宿区新宿2-13-10武蔵野ビル5階23号室 代表:伊嶋謙ニ TEL:03-5361-7880 URL:www.norkresearch.co.jp)はWindows 10サポート終了が近づく中、Windows 11への移行状況やAI PCの活用意向に関する調査を実施し、その結果をまとめた「2025年版 Windows10から11への移行状況とAI PC活用意向に関する速報レポート」を発刊する。

<セキュリティ対策に伴うOS移行だけでなく、AI PCの利点を示してPC環境全体の改善を進める>
■Windows 11移行が進む中、Windows 10もまだ残存、「AI PC」を好材料とできるか?が重要
■多くのユーザ企業はセキュリティや業務改善に起因するOS移行の必要性を理解している
■「Windows 11導入の利点が分からない」というユーザ企業の方が「AI PC」の価値が伝わる

※グラフ・図表を含む本リリースは以下のURLよりご確認いただけます
(リンク »)

■Windows 11移行が進む中、Windows 10もまだ残存、「AI PC」を好材料とできるか?が重要
Windows 10のサポート終了が2025年10月15日に迫る中、ノークリサーチでは夏休み期間明けの2025年8月22~25日にかけて企業でIT管理/運用に関わるビジネスパーソンを対象に、Windows 10から11への移行状況やAI PCの活用意向に関する調査を実施した。(有効回答件数955名) 調査の結果は市販レポート 「2025年版 Windows10から11への移行状況とAI PC活用意向に関する速報レポート」 として2025年9月8日に発刊される。(詳細は4~5ページを参照) 本リリースでは調査レポート内容の一部をサンプル/ダイジェストとして紹介していく。
以下の上段グラフは全年商帯のユーザ企業におけるWindows 11の導入状況を示したものだ。Windows 11の導入割合(青帯)は7割弱に達しており、Windows 10からの移行が進んでいる状況が確認できる。ただし、その内訳を示した下段グラフを見ると「Windows 11を導入済みだが、Windows 10が残存している」というケースも依然として多いことがわかる。IT企業としては残存するWindows 10の移行に際して、ユーザ企業から見てポジティブな材料をどれだけ訴求できるか?が重要となってくる。
その際のキーポイントとなるのが、単なるOS刷新に留まらない「AI PC」の活用だ。右上のグラフが示すように、多くの年商帯で「AI PCの活用が有効」という見解は「Windows 11導入のメリット/必要性を理解できない」を若干ながら上回っている。この点を踏まえながら、次頁以降では今後のPC導入提案を成功させるための分析/提言の一部を紹介していく。


■多くのユーザ企業はセキュリティや業務改善に起因するOS移行の必要性を理解している
本リリースの元となる調査レポートでは、以下の選択肢を列挙してWindows 11の導入状況だけでなくWindows 10の残存状況も含めた実態を集計/分析している。(前頁には全体の集計結果を掲載したが、調査レポートには年商別 / 業種別 /地域別の集計データが収録されている)
Q1.Windows 10の残存状況とWindows 11の導入状況
<<Windows 11導入済みの場合>>
・Windows 11導入済み、Windows 10が残存、EOS迄に残存ゼロ予定
・Windows 11導入済み、Windows 10が残存、EOS後も残存する
・Windows 11導入済み、Windows 10の残存状況は不明
<<Windows 11未導入の場合>>
・Windows 11未導入、Windows 10が残存、EOS迄に残存ゼロ予定
・Windows 11未導入、Windows 10が残存、EOS後も残存する
・Windows 11未導入、Windows 10の残存状況は不明
<<その他>>
・現状を把握できていない
・あてはまるものはない
PCのOSサポート終了に際しては、コスト負担を軽減するために「PC機器は継続利用し、OSのみを入れ替える」という対策を試みるユーザ企業も少なくない。だが、以下のグラフが示すようにWindows 10からWindows 11への移行では、「PC機器を継続利用する」と「PC機器を買い替える」の回答割合に顕著な差異が見られない。
ただし、上記の結果にはTPM2.0対応がWindows 11の必須要件となっている点が大きく影響しており、ユーザ企業が自ら積極的にPC機器の買い替えを選択しているわけではないことは周知の通りだ。とは言え、以下のグラフが示すように年商規模に関係なく、多くのユーザ企業がセキュリティや業務改善のためにOSを刷新することは必要であり、Windows 10利用を継続することは避けるべきという認識を持っている。
ベンダや販社/SIerとしてはセキュリティ対策を前面に押し出すことで「Windows 11+新たなPC機器」の導入を進めることも十分可能だ。 だが、そこに「AI PC」という要素を加えることで、ユーザ企業から見てもポジティブなPC環境の改善/刷新を提案することができる。次頁ではその点を述べていく。


■「Windows 11導入の利点が分からない」というユーザ企業の方が「AI PC」の価値が伝わる
「AI PC」とは一般的にAI処理に最適化された「NPU(Neural Processing Unit)」を搭載したPCを指す。(「Microsoft Copilotを利用するためのCopilotキーを搭載したWindows PC」であることを条件とする定義もある) 後者のAI PCの定義に「NPUの実行性能が40TOPS以上」など、NPU/RAM/ストレージのシステム要件を加えたものは「Copilot+ PC」と呼ばれる。以降では、上記に述べた全てを総称して「AI PC」と記載する。
前頁で確認したように、Windows 11への移行に際してはPC機器の買い替えが必要となる場合が多い。そうであるならば、今後も見据えてAI PCを選んでおく方が得策だ。だが、通常のPCと比べて高価であるAI PCをユーザ企業に選んでもらうためには、「AI時代に適したPC」といった将来的な抽象論に留まらない提案時の工夫が必要となってくる。
以下のグラフは「セキュリティ対策などのためにWindows 11への移行は必須」と考えるユーザ(ケースA)と「Windows 11の導入メリットが分からない」と考えるユーザ(ケースB)のそれぞれに対して、ペーパレス化や在宅勤務/モバイルワークでのAI PCの有効性を尋ねた結果である。
例えば、AI PCであれば契約書のチェックなどをPC内で実行しやすくなる。情報漏えいの懸念からクラウド上での処理を避けて、紙に出力してチェックしていたユーザ企業にとってはペーパレス化を促進する有効な手段となる。また、AI PCはWeb会議における背景をぼかす処理なども効率的に行うことができる。上記のグラフを見ると、AI PCのこうしたメリットは「セキュリティ対策のためには仕方がない」と納得しているケースAよりも 「OS(Windows 11)だけではPC機器買い替えの利点がない」と悩んでいるケースBの方が情報収集に意欲的であることがわかる。
さらに以下のグラフは双方のケースに対して、PC管理/運用の観点から見たAI PCの利点を尋ねた結果だ。AI PCを開発/販売するベンダ各社は「AIがユーザの操作内容を学習して、自動で最適化する」などの付加機能を提供している。上述のWeb会議における背景ぼかしなどもNPUが担うため、バッテリが長持ちしやすいことも大きな特徴だ。こうした管理/運用の観点から見たAI PCの利点についてもケースAと比べてケースBの方が認知度が高いことが確認できる。
このようにWindows 11への移行と合わせてAI PCというポジティブな材料を啓蒙/訴求していくためには、Windows 11導入のメリットを見いだせていないユーザ企業に対して、ペーパレス化、在宅勤務/モバイルワーク、管理/運用などの具体的な場面におけるAI PCの利点を示していくことが重要だ。(次頁では本リリースの元となる調査レポートの詳細を紹介している)


本リリースの元となる調査レポートのご案内

2025年版 Windows10から11への移行状況とAI PC活用意向に関する速報レポート

調査実施時期: 2025年8月22日~25日
調査対象件数: 有効回答件数955名
調査対象職責: 企業においてIT管理/運用を担うビジネスパーソン
調査対象属性:
A1. 年商区分 (カッコ内はレコード件数)
小規模企業:5億円未満(549) / 中小企業:5億円以上~50億円未満(148) /中堅企業:50億円以上~500億円未満(97) / 大企業:年商500億円以上(161)
A2. 業種区分 (カッコ内はレコード件数)
製造業(342) / 建設業(138) / 卸・小売業(171) /サービス業(304)
A3. 地域区分 (カッコ内はレコード件数)
北海道地方(46) / 東北地方(48) / 関東地方(378) / 北陸地方(31) /中部地方(124) / 近畿地方(199) / 中国地方(45) / 四国地方(21) / 九州/沖縄地方(63)
設問項目:
Q1. Windows 10の残存状況とWindows 11の導入状況
<<Windows 11導入済みの場合>> (※1)
・Windows 11導入済み、Windows 10が残存、EOS迄に残存ゼロ予定
・Windows 11導入済み、Windows 10が残存、EOS後も残存する
・Windows 11導入済み、Windows 10の残存状況は不明
<<Windows 11未導入の場合>> (※2)
・Windows 11未導入、Windows 10が残存、EOS迄に残存ゼロ予定
・Windows 11未導入、Windows 10が残存、EOS後も残存する
・Windows 11未導入、Windows 10の残存状況は不明
<<その他>>
・現状を把握できていない(※3)
・あてはまるものはない(※4)
Q1S. Windows 10の残存状況とWindows 11の導入状況
設問Q1の選択肢を※1、※2、※3、※4の4項目に集約した派生設問
Q2. Windows 11導入に関する考え方(複数回答可)
<<OSやPC機器の更新/刷新に関する考え方>>
・既存のPC機器を継続利用し、極力OSの入れ替えのみに留める
・OSの入れ替えを契機として、新しいPC機器に買い替える
・セキュリティや業務改善のためにWindows 11への移行は必要である
・多少のリスクや不都合があってもWindows 10の利用を継続したい
<<Windows 11移行の課題や障壁に関する項目>>
・Windows 10からWindows 11へ早く移行したいが、方法が分からない
・Windows 11を導入するメリットや必要性を理解できていない
<<ペーパレス化との関連>>
・ペーパレス化を進める上では「AI PC」の活用が有効(※1)
・ペーパレス化を進める上ではWindows 11の活用が有効(※2)
<<在宅勤務やモバイルワークとの関連>>
・在宅勤務やモバイルワークでは「AI PC」の活用が有効(※1)
・在宅勤務やモバイルワークではWindows 11の活用が有効(※2)
<<生成AIやAIエージェントとの関連>>
・生成AIやAIエージェントでは「AI PC」の活用が有効(※1)
・生成AIやAIエージェントではWindows 11の活用が有効(※2)
<<セキュリティ対策に関連する項目>>
・セキュリティを高める上では「AI PC」の活用が有効(※1)
・セキュリティを高める上ではWindows 11活用が有効(※2)
<<PC管理/運用に関する項目>>
・PC管理/運用の作業軽減では「AI PC」の活用が有効(※1)
・PC管理/運用の作業軽減ではWindows 11の活用が有効(※2)
<<その他>>
・Windows 11と新しいWindows Serverの併用が効果的
・「AI PC」はバッテリが長持ちするので業務効率が上がる
・「AI PC」ではクラウドにデータをアップせずに処理できる
・現時点では判断できない
Q2S. Windows 11導入に関する考え方(複数回答可)
設問Q2の点線内の選択肢を以下の2つに集約した派生設問
・諸々のIT活用に際して「AI PC」の活用が有効 (設問Q2で※1のついた選択肢をまとめたもの)
・諸々のIT活用に際してWindows 11の活用が有効 (設問Q2で※2のついた選択肢をまとめたもの)
価格: ¥125,000円(税別) 発刊日: 2025年9月8日

本データの無断引用・転載を禁じます。引用・転載をご希望の場合は下記をご参照の上、担当窓口にお問い合わせください。
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当調査データに関するお問い合わせ
株式会社 ノークリサーチ 担当:岩上 由高
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-13-10 武蔵野ビル5階23号室
TEL 03-5361-7880 FAX 03-5361-7881
Mail: inform@norkresearch.co.jp
Web: www.norkresearch.co.jp
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