Formula 1、主要インフラをAWSに移行へ--MLやデータアナリティクスを活用

Natalie Gagliordi (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2018-07-02 13:11

 Amazon Web Services(AWS)は米国時間6月29日、Formula One Group(Formula 1)が大部分のインフラをオンプレミスのデータセンターからAWSへと移行すると発表した。両社はFormula 1のレース戦略や、データ追跡システム、デジタル放送の強化に向けて協力していくという。

 Formula 1はこの移行により、自社のクラウドおよびデジタル変革戦略の一環として、AWSの機械学習(ML)サービスやデータアナリティクスサービスを標準に据えていく。

 またFormula 1は、AWSのエンドツーエンドのMLサービスである「Amazon SageMaker」も使用し、「Amazon DynamoDB」や「Amazon Glacier」上の過去60年以上におよぶレースデータを用いて深層学習(DL)モデルを訓練していく。これらのデータは、同社が結果を予測するために活用できるレースのパフォーマンス統計を得るうえで役立つはずだ。同社はサーバレスコンピューティングサービス「AWS Lambda」や、動画に関するワークフローに役立つ「AWS Elemental Media Services」も活用するという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]