Autodeskは米国時間6月20日、ジェネレーティブデザインと呼ばれる新たなデザイン技術の普及に向けてAmazon Web Services(AWS)と提携すると発表した。ジェネレーティブデザインは、設計者がさまざまな製品デザインを模索する際にその可能性を最大化するうえで役立つ技術だ。
ジェネレーティブデザインにより、設計者は、使用する材料や、製品重量、製造方法といった一連の制約を設定したうえで、製品設計におけるさまざまな選択肢を手にできるようになる。ジェネレーティブデザインはクラウドや機械学習を活用することで数十、あるいは数百にもおよぶ選択肢を迅速に提供できる。
Autodeskは4月、開発ツール「Fusion 360 Ultimate」にジェネレーティブデザインの技術を組み込んだ。利用を促進するため、AutodeskとAWSは、Fusion 360 Ultimateの新規登録ユーザー1000名に追加で無料のクラウドクレジットを提供する。
Autodeskの利用者はFusion 360 Ultimateに申し込むと従来より1000クラウドクレジット(1クラウドクレジットは1ドルに相当)を付与され、クラウド上でジェネレーティブデザイン技術を利用したりできる。7月1日に始まる今回のプロモーションでは新規登録者は追加で500クラウドクレジットをもらえる。
提供:Autodesk
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。